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【京都】伊東甲子太郎絶命の地「本光寺」の御朱印【新撰組】

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本光寺の御朱印

皆さん、こんにちは。じゅんたんです。

今回は幕末に活躍した新撰組隊士ゆかりのお寺をご紹介します。

「新撰組」と聞くと皆さんは誰を思い浮かべますか?

おそらく局長の近藤勇(こんどういさみ)や鬼の副長と呼ばれた土方歳三(ひじかたとしぞう)

天才剣士沖田総司(おきたそうじ)などを思い浮かべるかと思います。

「新撰組」=(イコール)「剣士」というイメージが強いですからね。

でも剣術だけでなく、知力に優れた隊士も多く存在しました。

新撰組イラスト

中でも剣術、知力ともに優れ、人望も厚かった伊東甲子太郎(いとうかしたろう)は、

新撰組の参謀として重要なポジションにいた隊士なんです。

人望の厚かった伊東甲子太郎でしたが、新撰組との意見の食い違いから、最後は暗殺されてしまいます。

今回ご紹介するお寺は、伊東甲子太郎が絶命した場所「本光寺(ほんこうじ)」になります。

◆「油小路の変」が起きた暗殺現場に建つ「本光寺」

本光寺

京都の油小路七条に本光寺はあります。入り口はこんな感じです。

建物の間にあるため、あらかじめ地図で確認しておかないと気づかずに通り過ぎてしまいそうです。

門前に御朱印案内の張り紙が貼ってあります。

さらに「インターホンを押し寺務所入り口へお入りください」と案内があります。

こうして書いていただけると凄く助かりますよね♪

門前石碑
門前案内板

門前には「伊東甲子太郎外数名殉難之地」と書かれた石碑と案内板があります。

本光寺

この先に玄関があります。境内は細長くこじんまりとした感じです。

新撰組ファンにとっては聖地となっているそうで、僕が訪れた時も数名の方がいらっしゃいました。

絶命の跡

伊東甲子太郎が絶命した場所には石塔が建てられていました。

この辺りで新撰組の隊士に切られて亡くなったようです。

玄関に入ると中へ案内してくださり、御本尊を参拝している間に御朱印を書いてくださいます。

◆剣術・知力ともに優れた伊東甲子太郎

居合術

伊東甲子太郎は常陸国志筑藩(現在の茨城県かすみがうら市)で生まれ、幼少期より剣術や学問に励んだそうです。

剣術の流派は北辰一刀流(ほくしんいっとうりゅう)であり、見事な腕前だったようです。

ちなみに近藤勇は天然理心流(てんねんりしんりゅう)と呼ばれる流派です。

八番隊組長の藤堂平助(とうどうへいすけ)も同じ北辰一刀流を取得しており、

九番隊組長の鈴木三樹三郎(すずきみきさぶろう)は実の弟です。

伊東甲子太郎は水戸へ遊学していた時に水戸学を学び、勤王思想が芽生え始めます。

この思想こそが、後に近藤勇たちと仲違いする原因となっていきます。

新撰組は天皇を敬い外国からの侵略を撃退する「尊皇攘夷」の思想のもと活動していました。

攘夷という部分では甲子太郎も同じでしたが、幕府を補佐する佐幕派の新撰組に対し、

甲子太郎は朝廷すなわち天皇を支える勤王派だったんです。

誠の旗印

伊東甲子太郎は「御陵衛士(ごりょうえじ)」という組織を作り、新撰組を離脱。

藤堂平助や鈴木三樹三郎らも甲子太郎とともに去ることになります。

法度を破り、激怒した近藤勇は甲子太郎暗殺を企てます。

慶応3年11月18日(1867年12月13日)、甲子太郎は近藤勇たちとの酒宴の帰りに

待ち伏せしていた隊士数名に襲われて油小路七条で絶命します。

襲われ絶命した場所が今の本光寺になります。

◆本光寺で拝受した御朱印をご紹介

本光寺の御朱印

本光寺では御首題と和歌の御朱印がいただけます。

御首題は季節によって花のスタンプが変わります。

和歌には伊東甲子太郎の後ろ姿のスタンプがいただけます。

とても丁寧に心を込めて書いてくださっているのが伝わってきますね!

御首題(アジサイ)の御朱印

御首題

季節によって花のスタンプが変わる通常御首題です。

僕が訪れた時は5月だったのでアジサイをいただきました。スタンプは2ヶ月ごとに変わります。

Twitterにも更新されるので詳細はご確認ください。

本光寺のツイッターはこちら

御朱印情報
  • 通年授与
  • 直書き
  • 片面
  • 枚数制限なし

伊東甲子太郎歌集の御朱印

伊東甲子太郎歌集

伊東甲子太郎が詠んだ歌集の御朱印です。

残し置く言の葉草のさはなれといはで別るる袖の白露」と書かれています。

この歌の意味は下記サイトを見ればわかるのでご確認ください。

歌集の意味はこちら

伊東甲子太郎の後ろ姿が気に入ってます♪左上には新撰組の旗「誠」のスタンプも付けてくれてます。

こちらの御朱印は通年書いていただけます。

御朱印情報
  • 通年授与
  • 直書き
  • 片面
  • 枚数制限なし

◆御朱印受付時間やアクセスは?

本光寺では、通年御朱印をいただくことができます。

必ず門前のインターホンを押し、伺ってからいただくようにしてください。

御朱印受付時間は8時〜17時が基本となります。

※時期によって異なる場合もあるので、詳細はTwitterなどで確認してください。

本光寺のツイッターはこちら

本光寺への行き方ですが、京都駅(烏丸口)より徒歩7分となります。

京都駅から徒歩でいけるのでアクセスも便利ですね♪

塩小路通から油小路通りを北に進むと右手に見えてきます。七条通りからだと南に進んでください。

◆まとめ

新撰組で活躍し、新撰組により暗殺された伊東甲子太郎が残した功績は大きく、

今も新撰組ファンの間でも人気が高いです。

2ヶ月ごとに変わる花のスタンプを集めてみるのも良いかもしれませんね!

京都駅からも行きやすい場所にあるのでおすすめのお寺です。


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◆本光寺(ほんこうじ)

住所:京都府京都市下京区油小路町

電話:075−341−2863

受付時間:8時〜17時

アクセス:京都駅(烏丸口)より徒歩約7分

駐車場:なし

出典元:京都観光Naviサイト
    ウィキペディアサイト
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