皆さん、こんにちは。じゅんたんです。
最近急に寒くなった気がしませんか?
なんかあまり秋を感じないのは僕だけでしょうか?
実は僕…
「寒さが大の苦手なんです!!」
もう朝起きるのが辛くて…(泣)
毛布にくるまりながら通勤したいくらいです。(おいっ!)
「心地よい秋はどこにいったのやら」と言いたくなるほど、
京都でも急激に紅葉が進んでおります。
神社やお寺も特別拝観が始まっており、今回ご紹介するお寺
「金戒光明寺」も特別拝観を開始。早速ご紹介したいと思います。
目次
◆大きな山門と広い境内!浄土宗七大本山「金戒光明寺」をご紹介
京都市左京区にある「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は浄土宗の寺院です。
通称くろ谷さんで親しまれており、あの知恩院と並ぶ格式を誇る
浄土宗の七大本山の一つなんです。
何と言っても正面にそびえ立つ大きな山門が特徴的で、
間近で見ると天を仰ぐほどの大きさなのがわかります。
こちらは上から山門を見た景色です。
だいぶ石段を登ってますが山門が大きく見えます。どれほど大きいかおわかりでしょうか?
紅葉が少し始まっていました♪
11月下旬の見頃になると山門と紅葉の景色はめちゃくちゃキレイですよ!
大きいのは山門だけではありません。
金戒光明寺の境内図ですが、とにかく境内が広いんです!!
鬼ごっこやかくれんぼできます。
自分が今どこにいるのかわからなくなったのは妙心寺さん以来です。(笑)
迷子にならないように境内には数カ所に境内図が立っているので確認しましょう。
山門の石段を登りきった真正面に大きなお堂があります。
こちらは「御影堂」と呼ばれるお堂です。
現在特別拝観が行われており、この御影堂が入口となります。
一番大きなお堂のため、こちらに御本尊があるように思えますが、
御本尊は別のお堂になります。
こちらが御本尊の阿弥陀如来が安置されている「阿弥陀堂」です。
豊臣秀吉の子の秀頼によって再建されています。
金戒光明寺のお堂の中では最も古いとされているお堂です。
阿弥陀堂の隣には「納骨堂」と呼ばれるお堂があります。
遺骨を暫くお祀りし奉安するお堂です。
境内はとにかく広いです!
境内には大きな鐘もありました!
金戒光明寺では11月4日〜12月8日まで特別拝観が行われています。
普段は見れない仏像や襖絵、紫雲の庭と呼ばれる庭園が見学できます。
また、特別拝観中は山門の上もあがることができるんです!
特別拝観は今回初めてでしたが、かなり見どころが多くて大ボリュームですよ!
特別拝観の受付は御影堂の前で行われています。
金戒光明寺の開山・宗祖は法然上人で山号は「紫雲山」です。
御影堂には上の写真にある文殊菩薩の中山文殊や吉備観音が安置されています。
獅子にまたがった菩薩が印象的な中山文殊などは見応えがありますよ!
さらに御影堂を抜けると「大方丈」があります。
こちらには幕末に京都守護職であった会津藩主「松平容保(まつだいらかたもり)」公に
新撰組の近藤勇らが謁見した居間があります。
他にもユーモアな虎の襖絵など見どころがたくさんあります♪
大方丈を出ると最後に「紫雲の庭」と呼ばれる庭園があります。
とても広い庭で回遊式になっています。
中庭の池と小橋もいい感じですね♪
庭園の一番奥の池です。
紅葉が見頃になるととてもキレイだと思います!
庭園には茶室もあります。
ししおどしも良い感じに音が鳴っていました♪
最後は寺務所へと繋がっており、お守りや数珠、お土産品など購入することができます。
御朱印もこちらでいただくことができます。
しかしいちいち境内図を確認しないと自分がいる場所がわかりづらいです。(笑)
寺務所を出たあたりです。
この辺も紅葉が見頃になるとキレイでしょうね!
最後に三重塔へ向かいます。
三重塔へ行くにはこの石段を登らなくてはいけないのですが、これがキツイ!
写真だと一見楽そうに見えますがかなり登ります!
学生時代の体力が欲しいです。(泣)
でもそんな苦しい思いも頂上まで行けば一気に吹き飛びました!
「まさに京都!」「これぞ京都!!」
といった景色が広がります。紅葉だとさらにキレイでしょうね!
そしてこちらが「三重塔」です。
先ほどご紹介した「中山文殊」はもとはこの三重塔に安置されていたそうです。
平成20年に御影堂へと遷座されました。
三重塔も金戒光明寺の見どころの一つなので、体力があり足腰が強い方は
ぜひ訪れてみてください♪
金戒光明寺④
— tk@万法帰一 (@tk008_theend) November 6, 2019
アフロさまの御朱印を拝受。
クリアファイルもありました。 pic.twitter.com/Ci2FyoWAkM
ちなみに三重塔へ行く石段の途中には密かに人気を集めている
アフロ大仏様がいるので探してみてください♪
◆金戒光明寺で拝受した御朱印をご紹介
金戒光明寺でいただいた御朱印をご紹介します。
現在いただける御朱印は全部で6種類です。
- 浄土真宗最初門
- 阿弥陀如来
- 文殊菩薩
- 吉備観音
- 五劫思惟(アフロ大仏)
- 限定御朱印(すみません。詳細不明です。)
その内、僕がいただいたのは4種類です。
限定御朱印が1つあったのですが、今回いただいていなかったため詳細が不明です。
浄土真宗最初門の御朱印
「浄土真宗最初門」の通常御朱印です。
山門の御朱印で、門正面に「浄土真宗最初門」と書かれています。
- 通常授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
阿弥陀如来の御朱印
御本尊の「阿弥陀如来」の通常御朱印です。
金戒光明寺は「法然上人二十五霊場」第24番札所、「洛陽三十三所観音霊場」第6番としても知られています。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
中山文殊の御朱印
御影堂に安置されている「中山文殊菩薩」の御朱印です。
獅子と文殊菩薩が描かれています。通年授与できます。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
五劫思惟の御朱印
こちらは「五劫思惟(ごこうしゆい)阿弥陀仏」の御朱印です。
アフロ大仏様のことですね!御朱印にも描かれています。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
「吉備観音」と限定御朱印は今回はいただきませんでした。
次回訪れた時にいただきたいと思います。
◆御朱印受付時間やアクセスは?
金戒光明寺の御朱印は寺務所でいただけます。
特別拝観中は見学ルートの最後に寺務所へ立ち寄る流れになっているので
すぐにわかるかと思います。
寺務所の場所がわからない場合は境内図で確認しましょう!
次に金戒光明寺への行き方ですが、駅からは少し離れているため、
徒歩かバス移動が基本となります。
- 市営バス「岡崎道」バス停下車、徒歩10分
- 市営バス「東天王町」バス停下車、徒歩15分
◆まとめ
知恩院と並ぶ格式あるお寺なだけあり、何もかもが大きくて珍しいものばかりでした!
紅葉には少し早かったですが、これからますます色づき見事な景色が楽しめると思います♪
ちなみに金戒光明寺は夜間拝観も行っており、「紅葉ライトアップ」が楽しめますよ!
特別拝観とあわせて12月8日まで公開しているのでぜひ訪れてみてください♪
◆金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
電話:075-771-2204
受付時間:9時〜16時30分(16時で受付終了)
※夜間拝観は17時30分〜21時(20時30分で受付終了)
アクセス:市バス「岡崎道」バス停下車、徒歩10分
「東天王町」バス停下車、徒歩15分
駐車場:あり
出典元:金戒光明寺公式サイト