こんにちは。じゅんたんです。
突然ですが、皆さんは『花言葉』をご存知でしょうか?
花言葉とは簡単にいうと、それぞれの花から連想される感情を言葉にしたものです。
例えば「バラ」は真っ赤で見た目も美しく花の中でも人気があります。
花言葉にすると愛情・美・情熱など。
花の色によって花言葉が変わったりもします。
![バラ](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/60289c69dd9aeac7128f2fb5780b7f42-1.jpg)
今回ご紹介する「地蔵院(じぞういん)」というお寺は、別名椿寺といわれています。
ツバキの花言葉は「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」。
確かにツバキは冬の花であり、春の花の華やかさはないかもしれないですが、
気品があり美しいイメージがありますね!
地蔵院の椿は散り椿といわれ、通常の椿と違い花びら一枚ずつ散っていくため、
下の画像のように散った後の姿もとても素晴らしいんです!
通称”椿寺”と呼ばれている地蔵院で、椿が咲いている時期限定の「散椿」の御朱印を頂きました😊
— nobo (@kyoto_gosyuin) March 23, 2019
五色八重散り椿は今が見頃❗こんなに美しい椿の木は初めて見ました😮#御朱印 pic.twitter.com/iJ5Em9jwsL
目次
◆十一面観音菩薩がご開帳の地蔵院(椿寺)をご紹介
![地蔵院](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3231-1.jpg)
![地蔵院](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3232.jpg)
「地蔵院(じぞういん)」は京都市北区大将軍にある浄土宗の寺院です。
椿の名所で知られ通称「椿寺(つばきでら)」といわれています。
![散椿](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3244-1024x660.jpg)
境内には五色八重散椿や白椿の木があり、3月下旬〜4月に満開となります。
散った花びらが積もった姿も美しく、あの「豊臣秀吉」も絶賛したほどです。
冒頭から散々、椿の話をしてきましたが今の時期、椿は全く咲いていません!(笑)
散り椿を見たい方は3月〜4月に訪れてください。
![観音堂](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3233-1024x576.jpg)
今回のお目当は、期間限定でご開帳となる十一面観音菩薩です。
お正月、お盆、お彼岸の時期のみご開帳となります。
![十一面観音菩薩](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3239-1024x673.jpg)
十一面観音菩薩は「観音堂」とよばれるお堂に安置されています。
特別な期間だけそのお姿を見せてくださります。
また、観音堂は洛陽三十三所観音霊場の第三十番札所となっています。
![境内図](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3245-1024x707.jpg)
境内はこんな感じです。
山門をくぐって正面奥に「地蔵堂」があります。
![地蔵堂](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3238-1024x576.jpg)
聖武天皇の勅願によって神亀三(726)年に地蔵堂が創建されたのが地蔵院のはじまりといわれています。
地蔵院のお地蔵さまは鍬形(くわがた)地蔵さまと呼ばれています。
![](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3237.jpg)
地蔵院のあるあたりは昔、田んぼに囲まれた村だったそうです。
地蔵菩薩さまも地元の農民たちから篤く信仰されていたそうです。
![観音堂](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3240-1024x753.jpg)
![びんづるさま](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3242-1024x576.jpg)
観音堂の横には「賓頭盧(びんづる)」さまが安置されていました。
自分の患っている病と同じ部分を撫でながら病気が治るように祈願すると良いそうです。
![本堂](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3243-1024x739.jpg)
少し見づらいですが、奥にあるのが「本堂」になります。
地蔵院の御本尊は阿弥陀如来様です。外からでしたがお参りしてきました。
◆地蔵院(椿寺)で拝受した御朱印をご紹介
![地蔵院](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3235-1024x576.jpg)
地蔵院(椿寺)でいただいた御朱印をご紹介します。
今回は通常の御朱印になりますが、散り椿のシーズンに行くと特別御朱印もいただけますよ♪
五劫思惟の御朱印
![](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3290.jpg)
五劫思惟と書かれた通常御朱印です。通年いただけます。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
大悲殿の御朱印
![大悲殿](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3291.jpg)
大悲殿と書かれた通常御朱印です。
洛陽三十三所観音霊場の第三十番札所の御朱印で通年いただけます。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
鍬形地蔵の御朱印
![鍬形地蔵](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3292.jpg)
鍬形地蔵と書かれた通常御朱印です。
地蔵院の地蔵菩薩の御朱印で通年いただけます。
- 通年授与
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
散椿の御朱印
🌸地蔵院(椿寺)🌸
— ✿konana✿ (@mxo_wk) March 25, 2019
椿が見頃とお聞きして参拝して御朱印を拝受してきました🙏🏻散椿どうしたらいいか分からなくなるくらい見事でした(๑°o°๑) pic.twitter.com/Bj8bSujLQV
散り椿の時期に行くといただける期間限定の散椿御朱印です。
3月〜4月が見頃になるので、気になる方はぜひ訪れてみてください♪
◆御朱印受付時間とアクセスは?
![境内図](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3245-1.jpg)
地蔵院の御朱印は山門をくぐってすぐ右手にある寺務所でいただけます。
扉を開けるとインターホンが鳴るのでご対応いただけます。
参拝をされたかどうか聞かれるので、必ず参拝を終えてから御朱印帳を差し出すようにしてください。
受付時間は9時〜16時です。
![境内](https://jun-tan.me/wp-content/uploads/2019/09/DSC_3234-1024x576.jpg)
- 京福電鉄北野線「北野白梅町駅」より徒歩約7分
- 市営バス「北野白梅町」下車 徒歩約5分
◆まとめ
京都には花の名所がたくさんありますが、地蔵院(椿寺)は知る人ぞ知る穴場スポットです。
満開の椿と散り椿を2度楽しめるのも面白いと思いました!
今なら十一面観音菩薩様を拝めるので、ぜひ訪れてみてほしいと思います♪
◆地蔵院・椿寺(じぞういん・つばきでら)
住所:京都府京都市北区大将軍川端町2
電話:075−461−1263
受付時間:9時〜16時
アクセス:京福電鉄北野線「北野白梅町駅」より徒歩約7分
京都市バス「北野白梅町」下車 徒歩約5分
駐車場:なし ※付近の有料パーキングをご利用ください。