こんにちは。じゅんたんです。
今回は京都にある真言宗総本山の泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭のひとつ、
「新善光寺(しんぜんこうじ)」をご紹介します。
関東は台風の影響で交通麻痺や災害で大変の中、関西は灼熱のような暑さでした!
干からびそうになりながらも素敵な御朱印をいただけたので早速ご紹介していきます。
目次
◆泉山七福神巡りでも有名!「新善光寺」をご紹介
京都市東山区にある「新善光寺(しんぜんこうじ)」は、真言宗泉涌寺派のお寺です。
泉涌寺の塔頭のひとつであるため、新善光寺は泉涌寺の境内にあります。
『泉山七福神巡り(せんざんしちふくじんめぐり)』の番外札所としても有名で、
お正月には多くの参拝客で賑わいます♪
新善光寺までは駅からだとけっこう歩くので覚悟してください。(笑)
しかも坂道が続くため体力も消耗します。水分補給は必須ですね!
山門をくぐると中庭が広がります。小さな寺院ですが、キレイに手入れされていました!
写真奥に見える扉の奥に本堂があるのですが閉まっていたためお寺の方へ訪ねてみると、
扉は空いているのでそのまま入っても大丈夫とのことでした。
扉の奥も中庭になっています。写真奥に見えるのが先ほど通ってきた扉です。
境内には小さな溜め池があり、鯉が気持ちよそうに泳いでいました♪
池や小川で流れる水音って心地よいですよね!
手水鉢も気持ちの良い水音がしていました。
新善光寺の本堂です。
御本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)様。
新善光寺は寛元元年(1243)8月、後嵯峨天皇の御願寺として一条大宮の地に創建されたのがはじまりです。
その後、信州信濃の善光寺本尊と同体の全銅阿弥陀如来立像が鋳造され
本尊としたため、新善光寺と呼ばれるようになったそうです。
しかし、応仁の乱による戦火でお寺は焼け落ちてしまったため、
文明5年(1473)泉涌寺山内に移建、再興により今に至ります。
境内には愛染堂があります。
こちらには泉山七福神の愛染明王(あいぜんみょうおう)が祀られています。
愛染明王は不動明王などと同じ『明王』に分類されます。
相形は怒っているように見えますが、内心は大愛至情の本性をもっているため、皆を見守ってくれるとても優しい化身なんです。
愛染堂でもお参りして帰りました。
この日は猛暑で雲ひとつない晴天だったため、僕以外お参りしている人もいませんでした。
逆に「よくこんな日に坂道のぼって来たな!」って感じですよね。(笑)
お寺を独占状態でお参りできたのは良かったです♪
◆新善光寺で拝受した御朱印をご紹介
新善光寺でいただいた御朱印をご紹介します。
新善光寺では月替わりでスタンプが変わるステキな御朱印をいただけます。
実は以前にも一度訪れたことがあったんですが、
お正月の七福神巡りの時だったのでゆっくり滞在できませんでした。
今回はお寺の方ともお話ができて境内も独占できたので良かったです♪
阿弥陀如来(御本尊)の御朱印
御本尊「阿弥陀如来」の御朱印です。片面直書きで通年いただけます。
左上にはお月様とうさぎ、下のほうには彼岸花やススキなどが描かれています♪
このスタンプの部分が月替わりで変わります。季節にあったスタンプが加えられるということですね!
- 月替わり(9月)
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
愛染明王の御朱印
京都泉山七福神巡りの「愛染明王」の御朱印です。
こちらも片面直書きで通年いただけます。同じく月替わりでスタンプが変わります。
月うさぎがカワイイですよね♪
お寺の方も丁寧にスタンプの説明をしてくださりました。
- 月替わり(9月)
- 直書き
- 片面
- 枚数制限なし
◆御朱印受付時間やアクセスは?
新善光寺の御朱印は山門をくぐってすぐ左側にある納経所にていただけます。
お寺の方がいらっしゃる時に限りますが、その場ですぐに書いていただけますよ。
受付時間は10時〜16時です。
扉の横にインターホンがあるので御朱印をいただきたい場合はそこからお願いしましょう!
新善光寺への行き方ですが、泉涌寺の境内にあるため泉涌寺を目指してください。
- JR奈良線「東福寺駅」から徒歩20分
- 市営バス208系統で「泉涌寺道」下車、徒歩15分
- 京都駅からタクシーで約10分
◆まとめ
新善光寺へは2度目の訪問でしたが、2回ともお寺の方が
親切に迎えてくださり快くお参りすることができました。
月替わりの御朱印はとってもカワイイので定期的に参拝できる方にはオススメですよ♪
お正月の泉山七福神巡りも良かったのでぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?
紅葉のシーズンもとてもキレイなので、これからの季節にもぴったりの御朱印巡りスポットですよ♪
◆新善光寺(しんぜんこうじ)
住所:京都府京都市東山区泉涌寺山内町31
電話:075−561−5109
受付時間:10時〜16時
アクセス:【電車】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩20分
【市バス】208系統で泉涌寺道下車、徒歩15分
【タクシー】京都駅から約10分
駐車場:あり(泉涌寺内)
出典元:泉涌寺公式サイト